手拭いの暖簾
手拭いの暖簾(35)風神雷神図

万年筆とインキ瓶のある不思議な風神雷神図の手拭い。藍色の濃淡だけのさっぱりとして、でも何かしら心惹かれる一枚です。我が家の手拭いの暖簾が最近代わり映えがしないので、「こんなおしゃれなのが見つかりました」とプレゼントに頂い […]

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佐藤春夫の少年時代
佐藤春夫の少年時代(12)

・父の医学修業と新宮での開院(3) 豊太郎が「懐旧」の中で「和歌山の医学校」と「の」を表記しているのは、きわめて正確です。このころまだ和歌山医学校は誕生していなくて、豊太郎が卒業した年の明治15年7月「和歌山医学校」が成 […]

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佐藤春夫の少年時代
佐藤春夫の少年時代(11)

テーマ:館長のつぶやき―佐藤春夫の少年時代 ・父の医学修業と新宮での開院(2) 順天堂医事研究会は、明治18年から起こり毎月2回の集会を持ったといいますが、明治20年1月には「順天堂医事研究会報告」第1号が出ていますから […]

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今日の散歩道(旧)
今日の散歩道(273)~ショウジョウバカマ

かなり高地にある山地の湿った谷川沿いで登山途中で目にした方がいると思います、その上に生活圏の人里周辺までの半日陰の場所に、広く分布する植物で、ユリ科の多年草です。 春のこの時期に花を付けますが、その花色は紫色 薄紅色 ピ […]

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今日の散歩道(旧)
今日の散歩道(272)~カキドオシ

じっくり眺めると小さいながらも可憐な花です、薄い紫青色で、春のこの時期に唇形をした花をつけ始めます。 花の時期が終わる頃に合わせて、長い蔓枝を伸ばして成長することから、「垣根を通して伸びる」と言う事で「カキドオシ」との名 […]

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今日の散歩道(旧)
今日の散歩道(271)~ナヨクサフジ(弱草藤)

長年に亘って、草姿が余りにも良く似ているので、カラスノエンドウだと混同して認識していました。 葉っぱと花穂が、フジに似ている事が、この名前の由来となって居ます。この植物は、マメ科ソラマメ属のツル性の多年草で、原産地はヨー […]

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フランスあれこれ
フランスあれこれ109 パリの潔癖家族

日本と比較して、パリは決して清潔な街ではありません。ヨーロッパ全般に靴のまま居間に上がります。玄関口に靴の泥拭いのマットのあるのは上等、いずれにせよ下足のまま部屋に入ります。一般の住宅では(高級住宅は別として)部屋にビデ […]

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今日の散歩道(旧)
今日の散歩道(270)~アミガサユリ(網笠百合)

半日陰で湿気の多い土地の草むらで、「アミガサユリ」が、ひっそりと花をつけていました。 この植物は、中国東部の高原地域を原産地とする、ユリ科の多年草です。 中国では古くから薬用向けに栽培されており、乾燥させた球根(鱗茎)は […]

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佐藤春夫の少年時代
佐藤春夫の少年時代(10)

・父の医学修業と新宮での開院(1) 春夫の作品「老父のはなし」(昭和8年10月「文芸春秋」)は、春夫が生まれた年、明治25年の出来事として、父から聴いた話です。1月のこととありますから、まだ春夫は誕生していません。木村元 […]

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今日の散歩道(旧)
今日の散歩道(269)~ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

草むらで見つけた「ヒメオドリコソウ」、これはシソ科の多年草で、花の輪生している姿が、花笠を被って踊っている「踊り子」に見えることで、付いた名前です。 ヨーロッパが原産で明治中期に渡来したものですが、帰化植物となって本州の […]

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