しんご旅日記インド編
シンゴ旅日記インド編18 小言幸兵衛インド版の巻

何だね、この国は。 『インド』という名前だけあって真ん中に『ン』の付く言葉に小言が言いたくなるのじゃ。 『ゲンゴ(言語』)『ケンサ(検査)』『オンナ(女)』じゃ。   まず『言語』。 何で同じ国の人が違う言葉を […]

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イギリス
コッツウォルズ紀行⑱チッピング・カムデン

ストウオンザウオルドから約15km北にあるチッピングカムデンは、かって羊毛のマーケットタウンとして栄えた村で、ハイストリートには羊毛産業で富を築いた豪商たちが黄金期とされる16世紀から17世紀に建造したライムストーンの家 […]

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荻 悦子
詩~「視線」

視線   雲の岸辺で 見開かれている目 その強い視線 白い鋭い光 ぐっとこちらを射ると 光は瞳の外に 花びらのように弾け散り 目の輪郭は見えなくなる 見えない 捉えられない 熱 こちらを射る一瞬 白く燃える光 […]

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オランダ
オランダ点描(17)自転車

街角の街灯の支柱や橋の手摺などに太い鎖のついた頑丈な錠前で結び付けられている自転車。これはオランダでよく目にする光景です。その自転車といえば骨太で作りだけは非常にしっかりしているが、よく見るとスタンドもブレーキらしきもの […]

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しんご旅日記インド編
シンゴ旅日記インド編17 外国人登録の巻(後編)

前回の外国人登録の続きです。 『今日は 丹羽さん 行く必要ない。書類だけですから。』 独学で日本語を勉強した総務経理担当のスタッフが自信満々で言いました。 本当?私は思いました。 遅い昼食後にそのスタッフが一人で自分のバ […]

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イギリス
コッツウォルズ紀行⑰ストウ・オン・ザ・ウォルド

今回の旅のテーマのひとつである「アンテイーク」の村として有名なストウ・オン・ザ・ウオルドに到着。 期待で胸がふくらむ。 この村には、8本の主要道路がコッツウオルズのあらゆる村から終結している。 これらの道の原型は鉄器時代 […]

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荻 悦子
詩~蝶と日時計

蝶と日時計 文字や標が 刻まれて円状に並び 古い石盤は乾いている 正午前 中心部近くに 黒い蝶が遭難した 翅を広げ 翅をすり合わせ あざとく見える 黒い蝶 その影はたよりなく 震えてうすく 正午の標までは届かない 日差し […]

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オランダ
オランダ点描(16)空

オランダに来るまではこんなに空が大きかったとは正直思いませんでした。 高いところにでも登れば当然周りがよく見渡せ、その分空も広く見えます。しかし、日本では日常の生活の中で見る空はいつもどこかに建物とか山、木立に遮られ、一 […]

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しんご旅日記インド編
シンゴ旅日記インド編16 外国人登録の巻(前編)

インドに着任早々、外国人登録に行きました。そこは警察署でした。会社のスタッフが書類を準備し同行してくれました。 入り口で空港のようにボディチェックと名前の記帳があります。建物の中に入るとまず、人込みが目につきます。登録窓 […]

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オランダ
フェルメール

フェルメールはこれまでにいくつもの作品が盗難にあったり、また贋作問題で法廷闘争まで起きたりと、ともかく話題の多い画家で日本でもいろいろな人たちが論評していますので、詳しくはそちらにお任せして、私とフェルメールとの出会いに […]

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