宮川直遠
追憶のオランダ(59)逆方向に走り出した列車

慣れぬ海外生活を始めた頃はいろいろな面白い失敗の連続でした。 その頃まだ住む家も決まっておらずホテル住まいをしており、車もなかった。ロッテルダムからアムステルダムまで列車を使って何度か行った。そしてある日のこと、アムステ […]

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十男が行く!
十男60歳 葬儀1か月後、兄ちゃんがまた死んだ

四男の死(享年73)から1か月後、76歳の二男が亡くなった。晩年は脳梗塞から色々な病気を併発した。弟の死を知らされ病床で号泣した。 二男だが長男が夭逝したためお鉢が回って家長・当主に抜擢された。勉強が嫌いではないが、苦手 […]

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しんご旅日記ジャカルタ編
シンゴ旅日記ジャカルタ編(4)  巨大都市開発メイカルタの巻

メイカルタの巻 (2017年9月記) テレビの前のみなさん、こんにちは、報道特集『火を吹く小ドラゴンたち』の時間です。 この番組では活気あふれるアジアの国々の発展の模様を個別のプロジェクトを通して検証して行こうとする番組 […]

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しんご旅日記インド編
シンゴ旅日記インド編(81)我輩は牛でんねん 三位一体の巻

我輩は牛でんねん 三位一体の巻(2010年9月記) 今日は日曜日やけど、『ギフのオッサン』の匂いが、まだせえへんなあ。 きっと、どっかへ仕事で出かけてはるんやろか。 でもな、日本ちゅう国いうたら考えてみたら不思議な国やな […]

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中国
新加坡回想録(41)言葉のセンス

タレントのタモリがテレビ界にデビューしたころ、持ち芸の一つに四ヶ国語麻雀というのがあった。私はこの芸がとても好きで、マネをしたいと思ったことがある。中でも、中国語の発音、アクセントは絶妙で恐れ入りましたというしかない程見 […]

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宮川直遠
追憶のオランダ(58)奇妙な命名

「ミカド」「ゲイシャ」「ジャパンミックス」、これらはある同じ食べ物に付けられたブランド銘だが、一体どんな食べ物でしょう? 答えは、米で作った「おかき」「あられ」なのだ。おかき・あられの袋に何やら妙なデザインでミカド・ゲイ […]

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十男が行く!
十男60歳 兄ちゃんが死んだ

四男の兄が亡くなった。兄弟が多ければ自ずと葬儀も多いと思われるだろうが、一番下の十男のボクには悲しみは“ひと10倍”だ。 目を覚ますと枕元に真新しい野球のグローブがある。ボクは風邪で小学校を休んでいた午後。「兄さんからだ […]

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しんご旅日記ジャカルタ編
シンゴ旅日記ジャカルタ編(3)  インドネシアのお墓の巻

インドネシアのお墓の巻 (2017年8月記) ジャカルタから高速道路で東に向かうと日系商社各社が開発した工業団地群があります。 その中の一つの工業団地に隣接して大きな霊園が二つあります。 一つは中国人とキリスト教徒の霊園 […]

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しんご旅日記インド編
シンゴ旅日記インド編(80)我輩は牛でんねん 円高ドル安の巻

我輩は牛でんねん 円高ドル安の巻 (2010年9月記) いつもやったら、この時間にあのギフのおっさんがここら辺を通るンやけど、今日は見かけんなあー。 あのおっさん、休みの日に一人でカメラ下げてブラプラしてはるけど、大丈夫 […]

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新加坡回想録
新加坡回想録(40) マレー語とインドネシア語

インドネシア語とマレー語とはほとんど同じだとよく言われるが、はたしてどうのだろうか? マレー語とインドネシア語は同じそれとも違う? マレー語とインドネシア語は、共に7世紀にマレー半島やスマトラ島の東海岸で話されていたマレ […]

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