しんご旅日記インド編
シンゴ旅日記インド編(その48)言葉遊び・神様の巻

江戸時代から伝わる言葉遊びから日本の仏様、神様を見てみます。 『恐れ入谷の鬼子母神、そうで有馬の水天宮』 鬼子母神の元はインドのハーリーティと言う女性神です。音読みし訶梨帝母(かりていも)とも呼ばれます。最初は人や馬の肉 […]

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新加坡回想録
新加坡回想録(7)強い通貨・弱い通貨

シンガポールの通貨はシンガポールドル(S$)。お札は、円よりも米ドルよりも小さめで、一見おもちゃの札のようでもあります。初めて見たときは、何だか「まだまだ発展途上国です。ひとつよろしくお願いします」と遠慮がちに言っている […]

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荻 悦子
荻悦子詩集「時の娘」より~「あの野原」

あの野原 若葉をつけた木々の枝が 大きく揺れている 桜の花びらが 渦を巻いて舞っているわ ほら ゴッホの野のような渦の巻き方 花びらが待っているのに どうして わたし 厚いコートを着たのかしらね あ 花びらじゃなくて 雪 […]

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宮川直遠
追憶のオランダ(24)エッシャーのこと

私はエッシャーの不思議な絵(版画)のファンである。もうかれこれ30年近くは経つと思うが、新宿の小田急百貨店で「エッシャーの不思議な世界展(甲賀正治コレクション)」という展覧会があり、そこで多くの作品をみたのがエッシャーに […]

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しんご旅日記インド編
シンゴ旅日記インド編(その47)神様は仏様の巻

日本の仏さま、神さまって面白いですね。 仏さまは仏教ですから実家はインドです。 しかし当時の本流はバラモン教でした、仏教はそれに反発し飛び出して来た新興宗教です。 仏教にはバラモン教の神さまたちがお釈迦さまに帰依してドン […]

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新加坡回想録
新加坡回想録(6)シンガポールの教育制度

シンガポールの教育制度は、日本のそれと似ているところもありますが、実は全く違う大きな特徴がります。通常6歳になると6年制の小学校に入学し、その後4年制の中学校に進みます。しかし、小学校の段階ですでに選別とエリート教育がス […]

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荻 悦子
荻悦子詩集「時の娘」より~「市街図」

市街図 薄緑の街を 大男の司祭が スクーターで行く 英会話のレッスンでは プロテスト・ソングを歌わせる イフ アイ ハッド ア ハンマー 声を張りあげる生徒たち 東洋の島国の 小さな河口の町では 黒人の抵抗歌も 陽気に叫 […]

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宮川直遠
追憶のオランダ(23)スヘーフェニンゲンの魚屋

どうも食べることに執着しているように見えるかもしれないが、私自身自分ではそれほど食にこだわる人間ではないと思っている。でも、オランダでの魚の話を一つ。 オランダでも鮮魚がスーパーや市場で売られているが、たとえ新鮮に見えて […]

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しんご旅日記インド編
シンゴ旅日記インド編(その46)月のウサギの巻

出張先から車で帰る時の会話です。時間は夕方です。 私        『この前は失敗したよ。 ムンバイからの帰りのSAでカーマ・スートラという映画のDVDがあったので直ぐに2個買って観たら中身は真面目な恋愛映画だったのよ。 […]

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新加坡回想録
新加坡回想録(5)三つの幸運

1965年、シンガポールはマレーシアから分離独立しました。それまでリー・クアンユー首相率いるシンガポール州政府は、マレーシアと一体となって国として繁栄して行こうと努めてきました。ところが、マレー系と華人系の民族についての […]

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