デジ子のグルメなび~南武線で絶品ラーメンを!

南武線で美味しいラーメンが食べられると聞いて出かけてみた。場所はJR南武線武蔵新城駅徒歩3分、店名は「麺楽 軽波氏(カルパシ)という変わった名前だ。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4d6566d6a5752005ea5a63d9310cc4e1cdb35bb7

人気で行列ができると聞いていたので、開店時間少し前に行った。10人ほどの列の後に並び少しして開店。席はカウンターのみで8席。2,3人を待つ間に食券を買って待機。順番が来て着席。

選んだのは、「淡麗煮干し鶏醤油」900円。理由は、これまでラーメンと言えば、豚骨醤油とか味噌とか比較的こってりした濃い目のスープばかり食べていたので、あっさり目のスープを期待してのこと。淡麗と言う言葉にも惹かれたが、実際はたっぷり煮干しを利かせているようで少し濃い目に感じた。

麺は京都の製麺所「麵屋棣鄂」から取り寄せた麺だという。この細麺に煮干し鶏醤油スープがよく絡み、細目に切ったメンマと、3,4ミリ角に細かく刻んだ紫玉ねぎが全体のバランスを整え、上品な味に仕立てている。美味しい。プロの味はやはり違う!

ラーメンの味は勿論のことだが、今日私が気に入ったことは別にある。あるお客が小さいお金がなく両替を頼んだ時、それに応じた店主は、お釣りを返した後、真っ先にキッチンスペースの端から端まで移動して手を洗ったのだ。

コロナ騒動が収まった今、マスクをしている人は店内に一人もいなかったが、お札に触れた手を洗うという習慣が身についている店主は素晴らしい。具材を細かく切って味のバランスを考えている繊細さに通じると感じた。当然のことだが、居酒屋やラーメン屋でこれを実行しているところは案外少ないものだ。

食べ終わってから、メニューの中に「カレー400円」があるのを知った。どんぶり一杯のラーメンだけでは足りない人のためのものかと思いきやちょっと違う。店主は、有名な本格的カレー屋「Kalpasi」で修業した人だそうで、この店の名前「軽波氏」はそれに当て字をしたもの。カルパシ(Kalpasi)とはインドでよく使われるスパイスの一種。

それなら、400円カレーも食べればよかったが後の祭り。次の機会にしよう。話に尾ひれがついたが、ラーメンは間違いなく美味しかった。南武線も捨てたものではない!?次回は、別のラーメンとカレーを食べたい。

 

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