手拭いの暖簾
手拭いの暖簾(29) もみじ

真っ赤に紅葉した紅葉がはらはらと石畳に散っています。 この手拭いは京都の老舗のものですから京都のどこかのお寺の境内のように思われます。もしかしたら祇園かどこかの小路? 石畳の上に紅葉の模様の蛇の目傘が4つ。最近ならドロー […]

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フランスあれこれ
韓国から来た香炉=私の思い出骨董品(4)

我が家の思い出陳列棚の片隅にこっそり鳴りを潜める香炉です。背丈15.5㎝で足が三本。本来仏壇の一角で鎮座するものです。 この香炉、実は韓国から来たものです。時あたかもわれらが住処ハイムの第2期工事の最中、人気絶頂で購入申 […]

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優海
異変(その2・運命なるもの)

院長は母と同じ年くらいの、がっしりした体格で頼もしい感じの人だった。母と私に、ゆっくりした口調でこう言った。 「カメラで言えばフィルムにあたる眼底の網膜が剥がれています。視力の回復は望めませんが、放っておくと眼球が小さく […]

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優海
異変(その1・白い巨塔)

それは、じき16歳の誕生日を迎える、高校1年生の6月のことだった。 浴室の戸を開けた私は、いきなり透明なドアにぶつかって押し戻されたような感じを受けて、その場に立ちすくんだ。反射的に左眼をつぶると、丸い天井灯が上弦の月の […]

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おぼろげ記憶帖
おぼろげ記憶帖 02 将来は美容師?

昭和23・24年(1948年)、小学校1・2年生のことです。 その頃は敷地の隣同士の境界は木の塀でした。それに沿ってとうもろこし(なんばと言っていました。南蛮のなまった言葉ではないかと思います)が植えられていました。 空 […]

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フランスあれこれ
フランスあれこれ67~聖ゲオルギオスの像=思い出骨董品(3)

 およそ30年前のお正月、イタリヤのフィレンツェに旅行しました。ウフツイ美術館を見学した後、賑やかな街角で見つけた彫刻に一目ぼれ!これぞ獅子王アレクサンダー大王だと思ったことでした。以来我が家の思い出陳列棚に鎮座していま […]

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手拭いの暖簾
手拭いの暖簾(28)芋

里芋(小芋)・じゃがいも・サツマイモ・山芋。 植え付けられた畑が浮かんで来て何だかホクホクと喉が詰まりそうな手拭い。 「芋名月」という言葉は知っていました。でもその意味は見当もつかず芋と月の関連が判らずにいました。 この […]

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インド
シンゴ旅日記インド編(118)インドの政治の巻

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インド
シンゴ旅日記インド編(117)4コマ写真の巻

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