今日の散歩道(256)~ハナモモ
桜の蕾の先端が微かな色を付け始め、開花への準備が始まりました。 一足先にマンションの公園で,、ハナモモの花が咲き始めました、鮮やかな花色が際立っています。 これは昨日のアーモンドと同じく、吹田市公園課から寄贈を受けて植樹したものです。
桃はバラ科サクラ属の落葉高木、中国が原産で、彼の地では「福を招く 縁起の良い木」とされており、日本への渡来時期は古く、弥生時代と言われ「古事記」にも登場するなど、古代から親しまれていたものです。
「ハナモモ」については、江戸時代に花を観賞する目的で、品種改良により作りだされたものです。 夏の初め頃には、5センチ余りと小ぶりな姿の桃の果が熟しますが、生食不可とされています。 それが解っていても香りをかぐと、桃の果とそっくりな芳香なので、試しに口に入れてみた事がありますが、熟している筈なのに、強烈な苦みと渋さで吐き出して仕舞いました。 完熟したのをジャムにすると美味しいと、何かの記事で読んだ事がありますが、あの苦みと渋さ実感しているだけに、私には少々疑問です。
山仲春男