手拭いの暖簾(34)ウコン色のお正月

お正月用の手拭いの暖簾に出会えました。手拭いの半分がウコン色です。

濃い黄色の中に松の葉、これも黄色の菊の花だけ3つと赤い実の南天。それぞれがかなり大胆な図柄です。まん丸いボールを連想させる菊は花だけで、茎も葉もありません。菊には和の種類と洋の菊があるようです。その和の中でもかなり細かく分類されているようですが、これは古くからある万寿菊だと勝手に名前を付けることにしました。南天もこの部分だけ取り出すと、一体何の花やらと思います。手拭いの図柄もだんだん変化して、モダンな感覚の物になって来たようにも思われます。

こうして我が家でも新しい風が吹き、お正月の暖簾にも変化が出てきました。ウコン色には効能書きからすると色々と良いことずくめ!今年の一年どうか良い年でありますようにと願いつつ、新年にかけ替えました。

コロナで久しく外出を制限され、私自身膝を痛めて歩行に不具合をきたして歩くことが出来ないでいました。もうそろそろと意を決して、原宿の太田記念美術館へ版画の展覧会を見に出かけました。何年振りの原宿だったでしょうか!JRのお召列車専用のホームが見つかりません。綺麗な植え込みになっています。間違った駅に降り立ったかとお上りさんよろしく改札へ、でもまだきょろきょろ。外へ出てやっと納得。以前の原宿でした。

でも11月末の昼前で人通りもまばら。雨上がりで道も空気もさっぱりと洗い流され、あんなに静かで爽やかな街は初めてでした。コロナの影響力は凄いものがあると納得した次第です。その上、美術館も建て替わっていました。驚くことばかりです。地下から表通りに出る半地下に、手ぬぐい屋の”かまわぬ”がありました。まことに美術館に良く似合うお店です。勿論素通りは出来ず。ウコン色のお正月に出会えたのでした。

AZ

 

 

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