コッツウォルズ紀行⑤宿の手配

さて、ゲットした格安チケットは、実は「地球の歩き方」の20周年記念、「ダイヤモンドツアー」の30周年記念キャンペーンチケットであった。このチケットにはロンドンのB&B一泊分(ツイン)がついていたので、中心部に近く便利なサウスケンジントンにあるB&Bの予約をお願いした。

ところが旅行会社いわく、ちょうど今、ウインブルドンデニスの真っ最中のため満室なので他のB&Bをトライするという。手配予定のB&Bのロケーションを聞いてみるとあまり良くないので自分で手配しますといったら、一人当たり¥4,000で合計8,000円返金してくれた。これはラッキーだった。

さて次に、海外ホテルの予約を初めてインターネットでトライする。Yahoo/UKにアクセスし、「旅行」「宿泊」「場所」「予算」・・・と絞り込んでゆくと、簡単にロンドンのホテルリストが現れた。そのうちの一つにE-mailで予約を申し込むと、まもなくして空き部屋はあるが予約にはクレジットカードの番号が必要との返事。少し躊躇したが、海外では常識と諦めて連絡すると予約確認のメールが来た。E-mailでもFaxでもOKである。自宅からイギリスのホテルの予約が簡単に取れた事実に、凄い時代になったと今更ながらの驚きとある種の感慨を覚えた。

続いてコッツウォルズのB&Bもネットで検索する。田舎のB&Bがインターネットなんかやっているのかなと疑いつつアクセスすると、やはり簡単に取れた。日本とは違う。ただ、初日のB&Bのみ予約し、二日目は旅程の進捗状況によって飛び込みで決めることにする。少々不安が無いではないが小さな冒険も旅の楽しみの一つだ。何とかなるだろう。

かくして宿がほぼ決まった。

~つづく~

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