「ピッチクロック」と「ピッチコム」

WBC日韓戦を視ていると、アナウンサーが盛んに「ピッチコム」「ピッチクロック」という言葉を口にしていた。はて、耳慣れない言葉と思われた人も多いのではないだろうか。大谷選手や山本選手の大活躍でメジャーリーグMLBを視る人も劇的に増えただろうから、みなさんもうご存じかな?

野球の近代化を象徴する2つの重要なシステムについてまとめてみました。

ピッチクロック(Pitch Clock)

ピッチクロックは、投球間の時間を制限するタイマーシステムです。MLBでは2023年シーズンから本格導入されました。

時間制限
走者なし: 投手は15秒以内に投球を開始
走者あり: 投手は20秒以内に投球を開始
打者は8秒前までに打席に入り、構える必要がある

違反時のペナルティ
投手が時間超過 → ボール判定
打者が時間超過 → ストライク判定

導入の効果
試合時間の大幅短縮(平均20〜30分程度)
テンポの良い試合展開
観客の集中力維持

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ピッチコム(PitchCom)
ピッチコムは、捕手と投手が無線通信で配球を伝達する電子デバイスです。MLBでは2022年シーズンから導入されました。

仕組み
捕手が手元のボタンパッドで配球を選択
投手の帽子内にあるスピーカーに音声で伝達
内野手も同時に情報を受信可能(最大5人まで)

メリット
サイン盗み対策として非常に有効
配球の伝達ミスを削減
サイン交換の時間短縮
複雑なサインシステムが不要

日本での導入状況
NPBでも2023年シーズンから順次導入が進んでおり、各球団が活用を始めています。
これら2つのシステムは、野球を「よりスピーディーで公正な競技」にするための重要な技術革新として注目されています。特にピッチクロックは試合時間短縮に劇的な効果があり、若い世代の観客獲得にも貢献すると期待されています。

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