遠くへ行きたい
テレビ番組「遠くへ行きたい」は昔よく見た番組、ジェリー藤尾が歌った主題歌は今でも耳に残っていて懐かしい。その番組で「紀伊半島の旅」が取り上げられると友人二人から連絡があった。旅人は、ますだおかだの増田英彦。
放送日は、5月12日 日本TV~朝6時30分/読売TV~朝7時とのことで、朝早いのでとりあえずビデオ予約をいれた。さて地元がどんなふうに紹介されるのか興味深い。以下に、読売テレビのホームページで紹介されている内容を紹介しよう。
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旅のはじまりは「白浜温泉」で知られる白浜町から。ますだおかだ増田は「平草原公園」で満開の桜を堪能し、地元の方々と交流する。広い公園内にはキッチンカーが並んでいる。増田は和歌山のブランド牛「熊野牛串」にかぶりつく! キッチンカー月光の店主・芝伸一さんは普段、本宮町で温泉宿を経営している。おもしろい温泉があるという芝さんに誘われて、増田はいざ温泉王国探検に出発!
白浜町の「椿温泉」へ。増田は2年ほど前に来たことがあるという「椿温泉 旅館しらさぎ」を訪ねる。大女将の榎本智恵子さんと女将の熊野幸代さんが「おかえりなさい!」と出迎えてくれる。椿温泉は江戸時代から紀伊藩の武士たちの湯治場としても使われてきた歴史ある温泉。増田はお湯につかり「気持ちいい~!」と大喜び。が、この宿の自慢は温泉だけにあらず。大女将が取り仕切るカラオケ宴会が大人気なのだ! 増田も大女将の選んだ衣装に着替えてしらざぎ旅館名物「着せオケ」がスタート! 始めた当初は大旦那の榎本光明さんと若旦那の熊野徹児さんの猛反対にあったというが、いまでは光明さんが一番お客さんに薦めており、若いお客さんも増えているそうだ。
翌日、増田は本宮町の「湯の峰温泉」を訪ねる。熊野詣での前に旅人が身を清め、疲れを癒やしたとされる温泉だ。世界で唯一、入浴できる世界遺産天然の岩風呂「つぼ湯」もある!
川沿いでなにやら夫婦げんか中?というご夫婦を発見! 増田が近づくと、奥さんと旦那さんが笑って事情を話してくれる。家から卵を持ってきて、「湯筒(ゆづつ)」で温泉卵を作って食べようとしたら塩がなかった、と騒ぎになったらしい。湯筒は90度の源泉が湧き出ている井戸のようなものだ。増田もご夫婦にちょうどいい茹で加減を教わりながら、温泉卵作りに挑戦!
湯の峰温泉から車で15分の「川湯温泉」へ。増田はキッチンカーで出会った芝伸一さんと再会し、川べりに連れていってもらう。そこには足湯につかる親子連れの姿が――。川湯温泉はその名の通り、川原から73度の源泉が湧き出る温泉なのだ。訪れた人たちは思い思いに川に穴を掘り、マイ露天風呂を作って楽しむという。増田も芝さんと温泉作りをし、二人で一緒に大自然のなかで温泉に入る!
熊野川を下り、新宮市へ。熊野古道へ向かう登山口があるここでは、外国の方と日本の旅行客が異文化交流する姿がある。増田は登山口のわきの小屋で「エムアファブリー」の竹原真奈美さんと竹原一仁さんに出会う。二人は熊野の山の杉や檜を蒸留し、アロマオイルを作っている。増田は竹原さんと杉林を歩き、熊野の香りを全身で感じる。竹原さんは熊野のアロマ成分を使った「熊野の香り チョコレート」を開発し、さらに新製品を試作中だ。それが熊野のアロマを練り込んだアイスクリーム。味見をさせてもらった増田、その味と香りに納得!
「かあちゃんの店」は熊野詣でに行く人たちに人気の食堂。増田は一番人気の「茶がゆ定食」をいただきます! ほかにも自家製高菜漬けの入った「めはりずし」など、かあちゃんの作る家庭の味を求めて大勢がやってくるそうだ。店主は60歳のときに未経験ながらお店を始めたという竹田愛子さん。23年経ったいまも店に立つことが元気の秘訣だと話す。
熊野詣での終着点、那智勝浦。絶景の露天風呂があると聞き、増田は勝浦湾に浮かぶ中ノ島へ。目指すは「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」だ。増田を待っていたのはすぐそこに海がある、オーシャンビュー露天風呂! 増田は開放感に浸りながら「温泉も人も大好き!」という和歌山の旅を振り返る。
(出典:読売テレビウェブサイト)