正常にもどすために機器を使用して行う治療法です。
- 変形性頚椎症
- 頚椎症性神経根症
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 頚椎脊柱管狭窄症
頚椎牽引の効果
頚椎牽引では、頭部の頚椎へかかる荷重を軽減させます。頚椎を引っ張ることにより、狭くなった骨の間隔を拡げ神経根や椎間板への圧力を軽減させ痛みを緩和させます。また、椎間板などの軟部組織の血行不良改善や硬直した筋肉の緩和などの作用もあります。
リハビリテーションでは、医師の指示により頚椎症や頚部から手・腕にかけての痛み・しびれを訴える疾患や急性期を過ぎた頚椎椎間板ヘルニア、頚椎脊柱管狭窄症、変形性頚椎症、頚椎症性神経根症に対して、患者の症状や体重などを考慮し牽引する強さを決めていきます。
更に、牽引後の訴えを聞きながら最終的な強さを設定していきます。また、干渉波やマイクロ波などを行うとともに牽引することで筋肉をリラックスした状態で効果を最大限に発揮することができます。
*頭部をベルトで固定しゆっくりと牽引します。引っ張る力の目安としては、体重の1/10~1/5の範囲で行います。また、症状や体型に合わせて慎重に判断し行います。
頚椎症性神経根症は、首の神経根に圧迫がかかる状態を指します。この症状に対する治療法の一つとして、牽引療法があります。以下に牽引療法について詳しく説明します。
- 牽引療法:首を牽引する治療法です。頚椎を引っ張ることで、狭くなった骨の間隔を拡げ、神経根や椎間板への圧力を軽減させ、痛みを緩和させる目的があります12。牽引は機械的な装置を使用したり、手を使ってソフトに行うことがあります。
具体的な方法として、以下のようなものがあります:
- 機械的牽引:機械を使用して頚部を間欠的に牽引します。一定の時間で一定の力で牽引と休止を交互に行い、頚椎にかかる圧力を軽減させます3。
- 徒手牽引:手を使って頚部を軽度屈曲位で牽引します。同様に、頚椎の圧力を軽減させる効果があります3。