今日の散歩道(249)~ソリダスター

先日沈丁花の鉢植えを見せて頂いたお宅の玄関先花壇、このところの気温上昇で寒さ除けのカバーが外されると、この様な花が顏を出しました。 日本に自生するアキノキリンソウの仲間で、和名はそれに因んで麒麟草(キリンソウ)と、呼ばれる草花です。

これは20世紀の始めに、フランスで交配によって人工的に作りだされたキク科の多年草で、草丈は60~70㎝ぐらいあります。

ソリダスターの名前の由来は、ラテン語の「Solid ソリッド」で「癒すーいやす」と言う意味と、「Aster アスター」で「星」を意味する言葉の合成造語で、この花姿を表現するものです。 星のような形の小さな黄色い花を眺めて居ると、気持ちが癒されませんか。

花は愛らしい黄色い小花を沢山付けて、隙間を埋める花として切り花で、カスミソウの様な使われ方もするそうです、咲き始めは黄色く、その後は、時間の経過に伴い徐々に色が薄く成ってきます。 春の陽気のもとで眺めて居ると、自然と気持ちが安らいできます。

 

山仲春男

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