今日の散歩道（243）～スミレ

マンションの植え込みの根元で、スミレが一株芽ばえて花を咲かせています。

スミレの種類は世界中に５００種以上もあり、加えてその変種も多数発生しているので、種の判別は難しいものです。

葉っぱの形状が丸っぽく、花の姿から想像すると、確信はありませんが、この株はスイートバイオレット（和名でニオイスミレ）の一種ではないかと思いますが、違っているかも知れません。

スイートバイオレットはヨーロッパが原産地で、紀元前の頃から広く栽培されていたようです。　

和名「スミレ」の由来についてですが、一昔前の建築現場でよく目にした大工道具の「墨入れ（墨壺）」の姿に花の形状が似ていた事から付いた名前のようです。

昨日から春を告げる、東大寺二月堂のお水取り神事も始まり、今日は関東で「春一番」が吹きぬけ、自然界でも春を告げる草花類もいよいよ始動開始です。

山仲春男