今日の散歩道(223)~カニサボテン
一昔前は玄関脇等に置いた鉢植えとして、アチコチで目にしていたのに、飽きられてしまったのか、近年は目にする機会が少なく成った様な気がします。 広く知られている花で、葉っぱがカニのハサミに似た形をしているサボテンです。
ブラジル南東部の森林地帯が原産地、短日植物なので、太陽の光があたる時間が短くなる冬場に、葉先に鮮やかな花を付けます。 その為「クリスマスカクタス」との別称で呼ばれる事もあるようです。
花が少なく成る冬期としては存在感がある鮮やかな花で、私の実家では株分けで何鉢にも増やし、霜をさけて玄関先に並べて、亡母が世話をしていたのが今でも記憶に残っています。
山仲春男