今日の散歩道(217)~オニタビラコ(鬼田平子)

枯シバの畑地の片隅の風があたらない場所に群生した雑草、キク科のオニタビラコが早くも蕾をつけていました。

本来は春に咲く花ですが、場所に恵まれて一足早く成長したようで、今朝は曇り空なので開いていませんが、花が咲くと直径8ミリ程で、黄色く小さなタンポポの様な姿をしています。

この草は日本各地から東アジアに分布し、漢字での「田平子」は、葉っぱが放射状に伸びて、田んぼに平らに貼り付く事から付けられた名前とのことです。 食べられる野草の本には、キク科独特のほろ苦さがあるが、炒めものや天婦羅にして食用可となっていますが、姿がそれ程にそそられる物では無いので今迄試した事は有りません。

種類は違うのですが、ひとまわり小さい草で、姿が似ていることからコオニタビラコと呼ばれるものがありますが、それは春の七草のひとつ「ホトケノザ」と、呼ばれているものです。

 

山仲春男

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