今日の散歩道(216)~梅の花

現在の住居に住み始めて以来、歩いている旧亀岡街道沿いに、静かな佇まいの神社があります。 遥か昔の時代に行基が建立に関わったと言われる須佐之男命神社、土塀に沿って歩いているが今迄境内に足を踏み入れた事も有りません。 何か咲いてる花でもないかと、買い物兼ねての散策の途上で初めて足を踏み入れてみました。

本殿横で、ひっそりと一本の梅の木が、とても良い香りの5弁花をつけていました。 いずれ撮影しようと思って、マンション敷地にある梅の木を見守っていたのですが、こちらは晩成なのか、まだ蕾がすこし膨らみかけた段階です。

梅の花を目にすると、冬の寒さもようやく峠を越えた様な感覚になって、春の足音が聞こえ始めた様な気持ちになり、ホッとして自然と和みます。 報道では、今日は北日本地域は台風並みの暴風との事ですが・・・・

梅は分類上では、バラ科サクラ属の植物で、原産地は中国の中部地域。 日本への渡来については諸説ある様で、弥生時代に朝鮮半島経由での渡来説のほか、奈良時代に遣唐使が持ち帰ったとも言われており、古来から各地で身近な樹木として親しまれ、日本全国で栽培されています。

 

山仲春男

Loading

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です