ポリファーマシーとは?

ポリファーマシーとは、服薬する薬が多く、薬の相互作用により好ましくない症状が現れたり、誤った服薬などの問題を引き起こしたりすることをいいます。

「Poly(多くの)」+「Pharmacy(調剤・薬)」から作られた言葉で、日本語では「多剤被害」や「多剤服用による弊害」などと説明されることもあります。

主な原因
・複数の医療機関の受診

異なる病院や診療所で別々に薬が処方され、全体としての把握が難しくなる。
・加齢に伴う持病の増加
年齢とともに複数の病気を抱えるようになり、それぞれに薬が追加される。
・「処方の連鎖」
薬の副作用を「新しい病気の症状」と誤認し、その症状を抑えるためにさらに新しい薬が追加されてしまう。

発生しやすい問題(リスク)
・副作用の発現率向上
 薬の組み合わせによって、ふらつき、転倒、めまい、物忘れ、食欲不振、便秘などの症状が出やすくなります。
・飲み間違い・飲み忘れ
薬の種類や量が増えることで管理が複雑になります。
・医療費の増大
不要な薬が増えることで、患者自身や社会全体の医療費負担が大きくなります。

対策・解決に向けたアドバイス
・お薬手帳を1冊にまとめる

病院や薬局ごとに分けるのではなく、必ず1冊にまとめて医師・薬剤師に提示します。
・かかりつけ医・かかりつけ薬剤師をもつ
服用しているすべての薬を把握・管理してくれる専門家を作ることが大切です。
・自己判断で薬を止めない
「薬が多いから」といって自分の判断で急に服薬をやめると病状が悪化するおそれがあります。気になる症状や不安がある場合は、必ず医師や薬剤師にご相談しましょう。

飲んでいる薬が多い人は、薬の情報を一冊のお薬手帳にまとめ、医師・薬剤師等の医療専門家と情報を共有し、飲み合わせの確認をしてもらいましょう。

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