スマホライフ33~TAXI GO!
みなさんは「タクシーGO」を知っていますか? 聞いたことがなくても、このロゴマークを街で見かけたことがある人は多いのではないでしょうか?
このタクシーの特徴と言えば、呼ぶときに専用のアプリを使用すること。GO株式会社が提供するスマートフォン向けタクシー配車アプリ「GO」で呼び出すことで配車される仕組みである。
地図上にピンを刺して指定した場所にタクシーを呼ぶ配車アプリで、アプリ提供元であるGO株式会社と提携しているタクシー事業者に所属する車両が配車される。加盟車両は45都道府県(一部地域を除く)の10万台以上に及び、同様のタクシー配車アプリとしては日本最大の規模を誇る。
機能・サービス
GO配車に対応する各車両には、GO専用の乗務員端末が搭載されており、この端末を通してアプリサーバで各車の位置情報を常時取得している。
乗客用アプリで配車注文が行われると、サーバ上のAIが乗車場所や車両条件など、注文内容に応じて適切な車両1台を決定し、その車両の端末に配車依頼を送る。乗務員が配車を了解する(配車成立)と車載タブレットに乗客の情報が送信される。
注文操作
乗客がアプリ上で以下の情報を設定して行う。
乗車地
地図上にピンを刺して位置を指定する。ピン位置は乗務員端末にも連携され、それに従ってカーナビゲーション案内が行われるため、建物の中央や道路の中央に設定すると、車両不着の原因となる。なお、起動時はピンの位置が現在地から多少ずらされることもあるため、乗車したい正確な位置を調節することが肝要である。
降車地
乗車地と同じ方法で決める。入力は必須ではないが、配車確定後も何度でも再設定できる。乗車地と同様、乗務員端末でのナビ案内に対応している。
車両条件
タクシー会社や車種を指定することができる。こだわり条件を設定することも可能。
支払方法
GOPay(後述)または車内決済から選択できるが、配車確定後の変更はできない。車内決済の場合、配車されるタクシー事業者ごとに利用可能な支払方法は異なる。
配車成立後、乗客用アプリでは、システムが決めた到着予定時刻(待合時刻)、配車されるタクシーの所属事業者名、無線番号、ナンバープレートを確認できるようになる。車両到着前の乗務員・乗客間の連絡は、アプリ内の音声通話及び定型文で行うが、音声通話を利用するためには、乗客がアプリ上で着信を許可しておく必要がある。タクシーが到着したら、乗客自身が乗務員に予約名を告げて乗車する。
注文のキャンセルは、乗客有責の場合キャンセル料が発生する。