北海道グルメ旅7~北海道開拓の村

森の中のガーデン・レストランで思わぬ美味しいランチをいただいた後、タクシーでJR千歳駅に戻り、今度はいざ札幌へ向かうと思いきや、もう一度寄り道するという。さて次に降り立ったのはJR新札幌駅。そしてそこからタクシーで向かったのは野外博物館「北海道開拓の村」だった。

開拓の村は、今回の北海道グルメ旅の中で設定した数少ない観光地のひとつだ。ここを選んだ理由は、建築物にいささか興味があること、北海道の歴史を垣間見ることができること、千歳から札幌に向かう途中にあり効率的に行けることである。

パンフレットを見ると次のように書かれている。

北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、54.2㌶の敷地に移築復元・再現した野外博物館である。開拓当時の生活を体感的に理解してもらうこと、文化の流れを示す建造物を保存し、後世に永く伝えることを目的に1983年に開村しました。開拓時代の人たちの知恵と努力を見ることができ建造物一つ一つが開拓当時へと導いてくれることでしょう。

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市街地群
開拓の村の中心に位置する市街地群は官庁街、商店街、住宅街、職人街などから構成され、中央の通りには馬車鉄道が走っている。

漁村群
ニシン漁で栄えた日本海沿岸の漁ろう施設が並び、展示された船や漁具から往時の浜の賑わいが感じられる。

農村群
駅逓所、屯田兵屋、開拓小屋といった北海道独特な建造物とともに、住宅には移住者の郷里の建築様式が垣間見られる。

山村群
豊かな森林資源と農閑期の労働力の活用が図られた造材・薪炭製造関連の施設が再現されている。


最初は一部を見て帰るつもりだったが、見始めると非常に興味深く、結局、たっぷり2
時間かけてほぼ全体を見て廻ることになった。歴史的建築物に興味のある方にはおすすめの場所である。

仕事では何度も来ている北海道であったが、一度も来たことのなかった開拓の村への訪問。初日からとても満足で、計画してくれた娘たちに感謝である。

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