手拭いの暖簾(21)桜

手拭い一面に散る桜。

 

同じような図柄でも布の地色が違えばこんなに感じが違って見えるのですね。

土色の一枚は好んで求めたものです。
ピンク地はテレビのバラエテイ番組「王様のブランチ」の記念グッズ。
ある日オシャマな幼女のお客様がありました。

 

その時エプロン代わりに首に巻くとおとなしくお利口さんをして食事が出来ました。
シミはその時のものです。今はもう大学生になっていて年月の移ろいが感じられます。

 

2枚ともに余りにも伝統的な桜の花びらだけ。少し物足りなく感じています。

桜の季節にはその横に吊れる華やかな絵手拭いを見つけたいと思います。
出来たら“しだれ桜”がいいのかなと考えたりして!

 

AZ

 

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